2月3日にZIP【関西版】でしあわせを運ぶパンが紹介されました。
おいしくても世に知られていないパンを広めたい。
パンの達人が教えます。本当においしいお店【関西版】
パンコーディネーター榎 友寿さんが紹介するパンが食べられます。
阪神梅田本店 一階パンワールド内 パントタビスル
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年間200から300件のパン屋さんに足を運んでおいしいと思ったパンを集めています。
榎さんが厳選したパンを日替わりで販売しているようです。
パン好きの間で話題になるほどです。
そして、食に強いと評判で阪神百貨店のイベントに協力しているようですよ。
手と心の温もりを感じるパン
おすすめのフロイン堂さん。
創業90年 フロイン堂 神戸市東灘区
お店のオープンが9時で9時半でもパンは全くないんです。
本当の手作りにこだわっているので、一度にパンが並ばないんですね。
でも焼き上がり時間がわかるメニューがあるので助かりますね。。
2代目竹内善之さん(87)がこのお店の店主で手1つでパンを焼き上げます。
昭和7年(1932年)創業で父の善次郎さんがお店を始めました。
初代はフロインドリーブ(神戸市)で修行したようで、ドイツパンを日本に広めたと言われる名店です。
10数種類のパンがあるんですが、とにかく食べて欲しいのが食パンだそうです。
お客さんは
- 「いつも、ここで何十年もここを利用しています。いつも3本ずつ(食パン)」
- 「(福岡から来たお客さん)ここのは、何もつけなくてもそのままちぎって食べるぐらい好き。」
ポイント
ミキサーを使わず、手でこねていく。
二人掛かりで約40分もこねるんです。
機械でやると生地の状態が全く分からないからだそうですよ。
手でこねるからこそ、もうちょたこねる必要だったり、もう大丈夫だったりがわかるようです。
「毎日、同じ食パンの生地はないので、手でこねるからこそ、わかること。それが手仕込みの強み。」と2代目竹内善之さん(87)は語ります。
その後、弾力を増し発酵を促します。そのパンを投げつける様子はパンコーディネーターも驚きです。
昔から手仕込みだからこそ、聞ける「ネズミ鳴き」(手仕込みだからこそ、聞ける発酵が進むと聞ける音です。)が聞けるのは手作りだからこそですね。
通常、パン屋さんにホイロを使うのですがここでは、一番原始的である、ガスでお湯を沸かして、温度と湿度を調整できるようにします。
コーディネーターもここまで、手作りにこだわっているパン屋さんは他にはない。とうならせるほど。
11時以ごろに食パン以外のパンが並び始めます。
あんドーナツ190円(税込)
ベーコンエピ190円(税込)
ぶどうパン(小)180円(税込)
口どけがすごく良く、レーズンの甘みが、生地にしみでているようです。
使用されえているレーズンはカリフォルニア・レーズンは、甘さも香りも強いと言われています。
自家製天然酵母使用のカンパーニュ940円(税込)
お昼過ぎに釜で食パンを焼きます。
直火で焼くのではなく、釜を適度な温度に調整して、火を消して、余熱でパンを焼きます。
焼き加減を確認するために、扉を開けずに、レンガが持っている熱をパンに集中できるようにのぞき穴からこっそり見るようです。
フロイン堂さんだからこそのこの釜は、阪神・淡路大震災でも壊れることなく、翌日にはパンを焼いて、パンを配ったそうですよ。
40分ほどで焼き上がります。
食パン一本840円(税込)
朝9時から当日分のみ予約OK焼き上がりは午後2時ごろだそうです。
パンをちぎると引きがすごくて、香ばしいそうです。
中がモチっとしていながら、軽いようですよ。
トースターで焼いて食べるのが一番おいしい食べ方だそうです。
2代目の手で作るからこそ、できる職人の食パンですね。
まとめ
長年、職人さんの手で作られる食パンはきっとおいしいのでしょうね。
パン屋さんのパンを食べてホット一息つけるお昼や朝、憧れです。
ぜひ、一度、ご賞味ください。