2020年2月15日放送のにじいろジーンでウイルス・花粉対策の新常識について紹介されました。
ウイルス・花粉対策の新常識を教えてくれたのは池袋大谷クリニック院長の大谷義夫院長です。
目次
ウイルス・花粉対策の新常識
ウイルス・花粉対策の新常識【ウイルス対策】
インフルエンザにかからないように帰宅してからうがいをするのが常識でしたが、うがいよりも、歯磨きが効果的だという新常識。
厚生労働省も帰宅してからの手洗いは推奨していますが、うがいはインフルエンザに対して推奨していません。
なぜなら、短時間で喉の粘膜にインフルエンザウイルスは入ってしまうのです。
なので、その侵入を防ぐためには歯磨きが効果的です。
インフルエンザウイルスを喉の粘膜に侵入・繁殖を助ける口内細菌が出す酵素があります。
なので、その口内細菌を減らすための歯磨きが効果的なんです。
1日5回の歯磨きがおすすめで朝昼晩の食事後+起床後&就寝前にしましょう。
ウイルス・花粉対策の新常識【せき・くしゃみ】
せきをする時は、手で口を押さえるのが常識でしたが、手でせきを押さえると、手にウイルスがつくのでその手で様々な物を触るので接触感染の拡大を広げてしまいます。
なので、手で押さえずにマスクや、ハンカチもしくは袖で口や鼻を覆いましょう。
また、マスクを外す時はゴム紐だけを触るようにして、ウイルスが多く付着しているマスク本体には触らないようにしましょう。
一時的にマスクを外す時はゴム紐のみ触り片耳だけ外せばOK!
ちなみに、アゴにマスクをつけるのはやめましょう。
アゴについたウイルスがマスクについてしまいます。
また、マスクは1日1枚ではなく複数枚使ってウイルスを口や鼻に運ばないようにしましょう。
ウイルス・花粉対策の新常識【風邪】
風邪には、ミカンなどのビタミンCが効果的という常識はもう古いです。
ビタミンC摂取は風邪の予防にはならない考えが主流になっているようですよ。
ただ、日常的にビタミンCを摂取している人に限り風邪の期間がやや短くなったり、症状が軽くなる可能性はあります。
そこで、新常識では、ビタミンCではなくビタミンDが新常識なんです。
秋刀魚や鮭などの魚介類、キクラゲや椎茸のキノコ類に多く含まれています。
ビタミンDが新型コロナウイルスを含む呼吸器感染症の早期回復&予防効果にも期待できるようです。
さらに、ビタミンDは食べるだけでなく、日光に当たるだけでも皮膚・体内でビタミンDを生成することができます。
冬の季節でも、手の平(手の甲)だけでも15分〜20分程度、日光に当てると生成されます。
せきの症状緩和には、コーヒー+ハチミツがオススメです。
コーヒーに含まれるカフェインが気管支を拡張して呼吸緩和を改善して、ハチミツの喉などの炎症を抑える効果でより期待できますね。
コーヒー1杯に対して、ハチミツ小さじ1杯で大丈夫ですy。
ウイルス・花粉対策の新常識【花粉症】
花粉は払えば落ちるは古い常識です。
花粉は非常に小さく、払い落とそうとすると花粉が舞って吸い込んでしまい逆効果です。
そこで、新常識は、花粉は粘着テープ(コロコロ)でくっつけて取るようにしましょう。
もしくは、ウェットティッシュでふき取るようにすれば大丈夫です。
さらに、洗濯の際は、柔軟剤を使うことで 静電気による花粉の付着を防止してくれます。
さらに、ここで嬉しい情報です!
花粉症は一生治らないと言われていましたが、今では根本的に花粉症を治療できる可能性のある薬が注目されています!
舌下免疫療法という、シダキュアと呼ばれるスギ花粉舌下錠を1日1回スギ花粉のエキスが入った錠剤を舌の下の粘膜から吸収する療法です。
8割の方が改善の方向に向かったそうです。
治療期間は約3〜5年ほどで、料金は月に約2300円(医療機関によって違いがあります。)です。
まとめ
今まで常識と思っていたことがもう古いなんて恥ずかしいですね。
でも、ここで、新しい情報を知れたので今からもう大丈夫です。
花粉症やウイルス対策をして日々の生活を快適にしたいですね!