2月4日に「この差ってなんですか?」で太りやすい&太りにくいチョコが紹介されました。
チョコレートの太る太らないの違いは、カロリーじゃないのをご存知でしたか?
例えば、
- ミルクチョコレート
- ホワイトチョコレート
- ビターチョコレート
- アーモンドチョコレート
- 抹茶チョコレート
を見てみると、
- ミルクチョコレート→558cal
- ホワイトチョコレート→588cal
- ビターチョコレート→570cal
- アーモンドチョコレート→583cal
- 抹茶チョコレート→532cal
とほぼ一緒でも、太りやすいチョコと太りにくいチョコがあるんですよ!
その違いは、カロリーではなく、食物繊維の量だったんです。
そして、「食物繊維が多いと太りにくく、食物繊維が少ないと太りやすい」と
東京慈恵会医科大学附属病院の管理栄養士の赤石定典先生は言います。
一番太りやすいチョコレートと一番太りにくいチョコレートは?
〈↑太りやすい〉
- ①ホワイトチョコレート
- ②抹茶チョコレート
- ③ミルクチョコレート
- ④アーモンドチョコレート
- ⑤ビターチョコレート
〈↓太りやすい〉
という順番になります。
ちなみに、ビターチョコレートの定義は、カカオが40%以上使われているチョコレートを言います。
カカオは食物繊維が多いんです。なので、そのカカオをより使われているチョコレートが太りにくいんですね。
ポイント
100gあたりのビターチョコレートの食物繊維は約12gなのでゴボウ一本分の10.3gより多いんですよ!
食物繊維の役割は、体の中に入ると腸の中で膜を張るので糖の吸収を防ぐんです。
なので、食前に食物繊維のある野菜を食べると健康的な食事として有名ですね。
一番、太りやすいのは、ホワイトチョコレートですね。
実は、ホワイトチョコレートは作るときに食物繊維が取り除かれてしまうんですよ。
ホワイトチョコレートもビターチョコレートも原材料はカカオなので同じです。
ホワイトチョコレートはカカオをつぶすことで出てくる、カカオの油で作っています。
その油に、砂糖とミルクをたっぷり入れるので、甘く白いホワイトチョコレートになるんです。
100gあたりホワイトチョコレートの場合は約0.6gの食物繊維とかなり少ないですね。
次に、太りやすいのは、抹茶チョコレートです。
抹茶チョコレートはホワイトチョコレートに抹茶パウダーを加えたものなので2番目に太りやすいチョコレートと言えます。
100gあたり抹茶チョコレートは食物繊維は1.6gと抹茶パウダーの食物繊維が加わります。
次に、ミルクチョコレートで、アーモンドチョコレートが2番目に太りにくいです。
チョコレートの食物繊維は一緒ですが、アーモンドの食物繊維の量が違います。
100gあたり、ミルクチョコレートは3.9g
100gあたり、アーモンドチョコレートは6.7g
と違いがありますね。
また、東京慈恵会医科大学附属病院の管理栄養士の赤石定典先生はチョコレートを使って、普段の食事での血糖値の上昇を防ぐ食べ方があるようです。
それは、「チョコファースト」といって、食事の20分前に食べると、食物繊維の膜を腸で作り、さらに、カカオポリフェノールという成分が、満腹中枢を刺激するレプチンを分泌されるそうです。
なので、血糖値の上昇、食べ過ぎを抑えるチョコファーストがおすすめですね!
さらに、次に野菜を先に食べることで、より効果的ですね。
ちなみに、チョコファーストで食べるチョコレートの量は、板タイプでは4カケ、つぶタイプは3つで大丈夫だそうです。
まとめ
バレンタインデーも近いですし、普段の生活でチョコを食べること勧めるゲッターズさんは「お金持ちはチョコが好き」と言っています。
健康的にチョコを食べたいですね。
明日のスーパーやコンビニではビターチョコレートがなくなるかもしれませんね(笑)