2020年5月2日放送の激レアさんを連れてきた連れてきた。で居酒屋『鳥貴族』をうっかり貴族が集まるサロンと勘違いして面接を受けてとりあえず働いていたスミさん(鷲見恵理子さん)が紹介されました。
目次
スミさん(鷲見恵理子さん)のプロフィール
- 名前:鷲見恵理子(すみ えりこ)
- 生年月日:1975年9月17日(44歳)
- 出身地:東京都目黒区
- 学歴:ジュリアード音楽院卒業
- 受賞歴:ミケランジェロ・アバド国際音楽コンクール優勝(1994年)
- アリチェ・ベルコレイタリア国際音楽祭優勝(2007年)
- 所属事務所:アーツ・アイランド
スミさん(鷲見恵理子さん)は、3歳の頃から祖父、両親からバイオリンの指導を受けたようです。
1987年の小学6年の頃には第41回全日本学生音楽コンクール東日本大会小学生の部で2位を獲得。
1989年の中学2年生の時に渡米し、ジュリアード音楽院プレカレッジに入学してアメリカでもバイオリンを学んだようですよ。
スミさん(鷲見恵理子さん)は、1995年にジュリアード音楽院に在学中、カーネギーホールでニューヨーク・デビュー。
日本だけでなく、アメリカ、イタリア、オーストリア、北欧、ブルガリア等、海外でも幅広く活動し、様々な有名オーケストラと共演して全国で活躍されているようですね。
サラサーテやパガニーニ、バッハの演奏を得意とし、女性でありながらもダイナミックかつエレガントな演奏に定評があるようですよ。
スミさん(鷲見恵理子さん)のバイオリニストとしてのすごさとは?
なんと言っても、そのバイオリンでしょう。
世界三大バイオリンの一つ「グァルネリウス」という、一挺数千万円する名器。ストラディバリウスと肩を並べる一品です。
そして、その弓は、かつて所有していたのは、あの皇帝のナポレオン。
ナポレオンのマークがついて言うのを唯一所有しているのが、スミさん(鷲見恵理子さん)のようです。
スミさん(鷲見恵理子さん)のご家族は?
スミさん(鷲見恵理子さん)の祖父は、日本のクラシックの音楽界に貢献した指揮者でありバイオリン指導者の鷲見三郎さんです。
桐朋学園大学の教授をつとめ、数々の音楽コンクールの審査員をされたようです。
1978年には勲四等旭日小授章を受章しているようですよ。
日本の著名なバイオリニストのほとんどが鷲見三郎さんの門下生と言われるほど、クラシック界では有名な存在なようです。
その鷲見三郎さんの長男でスミさん(鷲見恵理子さん)の父親である鷲見健彰さんは、桐朋学園大学の名誉教授でバイオリニストだそうです。
母親の野冨子さんもバイオリニスト。
さらに叔父の鷲見四郎さん。そして、鷲見四郎さんの娘で鷲見恵理子さんの叔母にあたる鷲見加寿子さんもバイオリニストというバイオリニスト一族ですね。
スミさん(鷲見恵理子さん)と居酒屋『鳥貴族』
スミさん(鷲見恵理子さん)自立を目指す。
そんなバイオリニスト一族のスミさん(鷲見恵理子さん)がなぜ、鳥貴族でアルバイトをしていたかと言うとご両親が立て続けに体調不良で入院。
それは貴族まみれの優雅な生活を送っていた彼女に対し、突然の転機です。
慌てて帰国した彼女は、「自分も一人で生きていけるようにならなければ」と思うようになったそうです。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』を勘違いをする。
スミさん(鷲見恵理子さん)はイタリアでは演奏家として収入はありながらも、日本から月に100万円の仕送りをもらって演奏旅行の経費に充てていたようですし世間ずれの具合は幼い頃からだったようです。
それもそのはず。
中学生の頃からすでに海外で演奏家として暮らしていたスミさん(鷲見恵理子さん)は家事全般をやった経験がなく、ファミレスやカラオケなども当然、行ったことがないという人生を過ごしてきました。
そんなスミさん(鷲見恵理子さん)が両親の急病の中、自立をしようと決意をしたその時に目に飛び込んできたのは、
「鳥貴族 アルバイト募集中!」の文字だったようです。
鳥貴族と言う名前から「貴族が集まる場所」だと勘違いしたそうで、日本にも貴族が集まるサロンがあると思い面接をしたそうです。
その時の年齢は40歳だったようですよ。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』の面接をする。
面接を決意して、面接に向かうもののアルバイトの面接なんてしたこともなかったスミさん(鷲見恵理子さん)。
オーディションかのように「自分が引いたバイオリンの音源が入ったCD」と「ミラノ宮殿で演奏した時のDVD」を持ち面接に向かったそうです。
店内の様子と本物の貴族を知っているスミさん(鷲見恵理子さん)のイメージとはかけ離れていながらも、本人は貴族の場所だと信じ切っているので疑うこともなかったようです。
そして、店長に持参した資料を手渡すと、即採用したようです。
なぜかと言うと、店長は元バンドマンだったようで、スミさん(鷲見恵理子さん)を「食えなくなった音楽家崩れがバイトに来たな」と思ったそうです。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』の正体に気づく
やはり、働いてみるとそんなことはないことに気がついたようです、同僚との話もどこかずれていることに気がつき、反応も予想しているものと毎回違かったので貴族のサロンでないことに気がついたようです。
しかし、当初の目的は「自立」ですので、そのまま働くことを選んだんです。
やめずに続けるなんて、真面目ですよね。
引き続き、仕事をするスミさん(鷲見恵理子さん)。
その業務内容はと言うと
業務内容①お肉の切り出し
2キロの鶏肉を、指定されたグラム数に一気に切る。
ちょっとでも違うと、店長から「1グラム多いね」などと指摘を受け、やり直しをさせられたそうです。
業務内容②つくねのタネ作り
塩コショウをひき肉に混ぜてそれを揉んで、丸めてポン、丸めてポン、でつくねの山を作っていく。
業務内容③レバーのトリミング
トリミングとは、お肉を部位ごとに切り分けて表面をそぎ落とし、整形する作業だそうです。
ちなみに、スミさん(鷲見恵理子さん)を指導してくれていたのは、クラシック音楽が大好きなテラダさんで、作業中も音楽の話ばかりしていたようですよ。
さらに、真面目だったようで、家族には黙って鳥貴族で働き続け辞めさせられないようにしていたようですよ。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』が家族にバレる!?
バイト着が家で洗濯できないので毎回、クリーニングに出していたようです。
しかし、ある日、たまたま家の洗濯機で洗濯していたところ、その割烹着をスミさん(鷲見恵理子さん)のお母さんが見つけてしまったんです!
血まみれの割烹着を見てスミさん(鷲見恵理子さん)のお母さんは腰を抜かします。
「この血はなんなの!?」
と言いよる母親に対し、ついにスミさん(鷲見恵理子さん)はバイトしていることを明かします。
この時、お母さんは、
「あなたがバイオリン以外で働けることあるの?」
と聞いたそうです。
もちろん、スミさん(鷲見恵理子さん)のお母さんなので、似た者親子。
「貴族、と名前がついているなら、すごい店なんだろうな」
と全く一緒の反応を示して何事もなかったようですよ。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』vs世界的演奏会
ハンガリー出身のラカトシュさんという世界屈指のバイオリニストの演奏会に招待されたそうです。
ラカトシュさんはスミさん(鷲見恵理子さん)から見て憧れの人物。
こんなことはもう二度とないだろうと思われるくらいのビッグチャンスだったので、即OKを出したもののその日は11時から17時まで、鳥貴族でバイトが入っていたようです。
「世界屈指のバイオリニストVS鶏肉の仕込み」
と言うダブルブッキングを店長に相談し、店長は快くシフトの変更に応じてくれたとのことでした。
そして、そんなピンチを救ってくれたのは、指導係のテラダさんです。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』から卒業
やはり、働いていると技術も向上し、求められる仕込み内容も変わって来たようです。
最初は簡単な作業ばかりだったのが、やがて鶏肉を串に刺す「串打ち」の作業を求められるようになったそうですよ。
そうなると、バイオリニストの命である指先を怪我する恐れが出て来るので、それは本末転倒ですので、9ヶ月に及んだ鳥貴族でのバイト生活に終わりを告げることとなったようです。
スミさん(鷲見恵理子さん)居酒屋『鳥貴族』での経験が!?
居酒屋『鳥貴族』で働いたことで、思いもよらない恩恵があったようです。
スミさん(鷲見恵理子さん)のご両親は、スミさん(鷲見恵理子さん)のバイオリニンの技術が上達したと感じていたようです。
スミさん(鷲見恵理子さん)いわく、居酒屋『鳥貴族』で肉を揉み込むことで指の筋力が上がったとのことです。
「ハンドパワーエクササイズ」と読んでいるようですよ。
全身の力をこめて弾いていたのが、指先の力で弾けるようになり、肩の力が抜けてリラックスして弾けるようになったようです。
スミさん(鷲見恵理子さん)は最後に居酒屋『鳥貴族』での9ヶ月は楽しく夢中になれるほどの青春だったようですよ。
まとめ
ぜひ、未来のバイオリニストは居酒屋『鳥貴族』でバイトしてください。