2020年2月22日放送のチョイスでかゆみの予防法と対策を東邦大学医療センター大森病院准教授の関東裕美さんが解説してくれました。
皮膚の防御機能を守るポイント
室内湿度は60%以上に保つ。
特に高齢者の方は肌に潤いを与えてくれる湿度の60%を保てるように部屋を気をつけましょう。
湿度計でチェックするのがオススメです!
洗いすぎない。
- 固形でも液体でも泡で洗うようにする。
- 泡立ちネットを使ってしっかり泡だてましょう!
- 皮膚が痛んでる場合は石鹸を使うのは避けましょう。
- 泡が傷口に入ってしまうのでボディタオルではなく、手でなでるように洗う。
- シャワーの水圧は弱くしましょう。
- 『手のひら・足の裏・わき・股』のみを洗う。
水圧の高いシャワーはこすっているのと同じなようです。
石鹸は弱酸性がおすすめ!
防御機能を守るには、40度以下のぬるま湯に5分は入る。
風呂上がりはすぐ保湿剤を塗る。
保湿剤は治療薬に匹敵します!
保湿剤はかゆみのある部分以外も塗ることで肌の防御機能を高めるようです。
保湿剤はタオルで優しく拭き取ってから入浴後すぐに塗りましょう!
保湿剤はかゆみを止めるのではなく、かゆみを出さないために塗ります。
保湿剤を塗ればステロイドを塗らなくても済む場合もあります。
保湿剤は自分の好きな匂いや使用感などで選んで大丈夫。
しみる場所は治療薬を使いましょう。
保湿剤を使う量
手のひら2枚分の面積に指先一本分が目安。
血液の循環が悪いためにかゆみが起きている場合もあるので、保湿剤を塗りながらマッサージしながら塗るのもオススメです!
もちろん、保湿剤はいつつけても大丈夫です。
保湿剤に含まれる成分と効果
ヘパリン類似物質・ビタミン
- 保湿
- 血流改善
セラミド
- 保湿機能と防御機能アップ
ワセリン・ヒアルロン酸・水溶性コラーゲン・オリーブ油・ツバキ油・スクワラン
- 保湿
- 硬くなった皮膚の除去
尿素
- 硬くなった皮膚(ひじ、ひざ、かかとなど)を溶かす
まとめ
感想は辛いですよね。
ぜひ、対策と予防して美しく保ちましょうね!